Sickle Dress Rig Genesis 2 Female『Sickle Dress Rig Genesis 2 Female』は、
Genesis 2 Femaleのスカート状の衣服を、裾を操作するハンドル付きで作成してくれるテンプレートです。
Genesis 2 Male用はSickle Tunic Rig Genesis 2 Male(s)
Genesis用は、Sickle Rigging and Morphing Systemに同じ機能があります。

お気に入りのVictoria4ドレスをGenesis 2 Femaleに着せたくて利用してみました。
その覚書です。

スカートのリグ(ボーン)はGenesisの脚のポーズに追従しないので、手動で動かす必要があります。

変換方法はAuto Fitを使う方法と、Transfer Utilityを使う方法があります。
一時的に利用するだけなら手軽なAutoFitを
オリジナルのドレスを作成したり、保存して再利用するならTransfer Utilityの方を使います。

Victoria 4 for Genesis 2 FemaleVictoria4衣装をGenesis 2 Female用に変換させるのに
Victoria4のアイテムを活かすためのセット
『Victoria 4 for Genesis 2 Female』を利用しています。
これを導入しないと、V4の衣装は変換できません。
標準機能ではGenesisかGenesis 2 Maleの衣装を変換できます。


■ 衣服を変換する
<手順>
(1) Genesis2と衣服をロードし、
Poser形式の衣服をウェイトマップフィギュアに変換します(Genesis衣装ならば不要です)。
1-01-1Editメニュー > Figure > Rigging > Convert Figure to Weight Mapping です。

1-01-2“TriAx Weight Mapping”を選んで[Accept]を押します。

(2) Transfer Utilityを起動します。
Editメニュー > Figure(もしくはObject) > Transfer Utility にあります。

1-02-1[Source]は、変換対象とするフィギュアを指定します。
Item Shapeでは、利用するクローンシェイプを選択します。
Victoria 4 for Genesis 2 Femaleを導入しているなら、
V4スカート変換用に「Victoria 4 Skirts」が用意されています。

[Target]は、変換したい衣服を指定します。
[Projection Template]では、Dresses > BasicDress を指定します。
[General Option]で、Reverse Source Shape From Targetにチェックを入れます。

設定が終わったら[Accept]ボタン押します。

1-02-2変換が終了し、スカートを操作するボーンが追加されます。

(3) 変換した衣服を保存しておきます。
1-03-1Fileメニュー > Save As Support Asset > Figure/Prop Assets
を選択します。
フォルダ選択画面になるので、保存場所を指定してファイル名を入力します。

1-03-2するとオプション画面が表示されます。
今回のコンバートに使わせていただいた衣装が、aoaioさんのLong maid dress for V4/A4/Eliteなので、
[Vender Name]を、「aoaio」
[Product Name]を、「Long maid dress」
にしました。

設定が完了したら[Accept]を押します。
保存した衣服データのジオメトリやモーフなどは
DAZ Studioのライブラリ(My Library)/data/aoaio[Vender Name]/Long maid dress[Product Name]フォルダに保存されることになります。
これから追加するJCMや
Long maid dressに付属する他のデータも、統一してこのフォルダに入れていきます。


変換はこれで終了です。
綺麗に変換出来ていたらここまででOKです。

気になる場合には、次項にて若干の調整作業を行います。

■衣服を調整する
Transfer Utilityで変換されたポリゴンメッシュの頂点の一部が、明後日の方を向いていたのをモデラで修正しました。
2-01-12-01-2
修正前→修正後

フリルのあたりなどは、よく見ると一部剣山のようになってました。
頂点を動かして地道に修正しました。

2-02修正したジオメトリは
Editメニュー > Figure > Geometry > Update Base Geometry
から差し替えることができます。

ウェイトマップも調整して、なめらかに曲がるように修正しました。


■ 「Optional JCMs」を入れる
Sickle Dress Rig Genesis 2 Femaleには、
スカートのボーンを曲げた時に、美しく変形させるための補正モーフを入れる機能があります。
私の英語力と理解力が乏しくて、この部分のマニュアルの意味がよくわかりません。
JCMというからには関節に自動追従なのかと思うのですが、モーフに連動設定はされておらず、
設定する説明もないので、「必要に応じて手動補正するモーフ」という解釈でよいのかな。

作成できる補正モーフは4つ。
左の画像が補正なし、右の画像が補正モーフありです。

〈BendBothThighs〉
両足を90度に曲げた時の状態を補正するモーフ。
BendBothThighs_off BendBothThighs_on

〈BendLThigh〉
左脚を90度に曲げた時の状態を補正するモーフ。
BendLThigh_off BendLThigh_on

〈BendRThigh〉
右脚を90度に曲げた時の状態を補正するモーフ。
BendRThigh_off BendRThigh_on

〈BendThighsAndKnees〉
両脚両膝を曲げた時(椅子に座った時)の状態を補正するモーフ
BendThighsAndKnees_off BendThighsAndKnees_on

脚を曲げた時とはいっても、スカートのボーンは脚に追従しないので
スカートのハンドルを手動で曲げた時、が正しいかと思います。
※画像のモーフはHexagonBridgeで修正済みのものです。


<手順>
(1) 「SYBasicDressG2F」をロードします。
3-01-1

3-01-2変換したドレスを「SYBasicDressG2F」に着用させます。

(2) SYBasicDressG2FのMorphsにある「OptionalJCM」のモーフを100%にします。
3-02すると、変換したドレスにも同じモーフが作られます。

(3) 新しく作成された「OptionalJCM」のプロパティ設定を行います。

3-03-1[Parameter]タブのオプションで、
“Show Hidden Properties”にチェックを入れて隠しモーフを表示させ
“Edit Mode”にチェックを付けて、プロパティ編集モードにします。
以前は[Property Editor]タブで行っていました。(Property Editorはなくなりました)

3-03-2新しく作られた「OptionalJCM」をすべて選択してから
右クリック > Set > Presentation を選択します

3-03-3Content Type“None”に設定します。

モーフを保存するか、衣服を上書き保存して完成です。



ちょこっと着せたいだけなら、
Genesis2Femaleに衣服をドラッグ、AutoFitで変換、完了でいいと思います。
[Projection Template]でDresses > BasicDress を選べば、リグ付きスカートになります。
デフォルトのAutoFitでスカートを変換すると、脚の動きに追従するので、ポーズによっては悲惨なことになります。


オリジナルのスカートやドレスを、Sickle Dress Rig Genesis 2 Femaleで作成した場合、
それは販売しても問題ないそうです。
Optional JCMを付けたものでもOKだそうです。
マニュアルの冒頭に書いてあります。


お疲れ様でした。