Align AceDAZ Studioの便利な機能の一つに
「Align Ace」(読み:アラインエース、意味:整列名人)というものがあります。
一つもしくは複数のオブジェクトの位置合わせや整列が簡単にできます。
(現在ではAlign Aceとは呼ばないかもしれません。ただのAlignやも)
初期の頃から搭載されていながらあまり目立たないこの機能。
今回はこのAlign機能と使い方のご紹介です。

使い方

[Align]ペイン(タブ)は
Windowsメニュー > Panes(Tabs) > Align から表示します。

m01揃えたい元となるオブジェクトを先に選択しておきます。
その後に、揃える(移動する)オブジェクトをCtrlキーを押しながら選択します。

m02[Align]ペインを表示して、
移動させたい軸のプルダウンメニューから位置を選び
[Apply]を押します。



詳細

[Align]は選択したオブジェクトのX/Y/Zに対して以下のことができます。

〈Align〉
最初に選択したオブジェクトの位置に合わせます。
   To Grid:指定したグリッド単位に合わせます。

〈Stack〉
複数のオブジェクトを一定方向へ並べます。
   Spacing:オブジェクト同士の間隔を指定できます。

〈Distribute〉
選択した複数のオブジェクトを均等に配置します。

複数のオブジェクトに対して行うものは
オブジェクトの選択順序が重要になります。

【オブジェクトを合わせる位置】

〈Align 〉〈Distribute〉 〈Stack〉
Lefts (-X) 左端 To Left (-X) 左へ
Rights (+X) 右端 To Right(+X) 右へ
Tops (+Y) 上方 Above (+Y) 上へ
Bottoms (-Y) 下方 Below (-Y) 下へ
Fronts (+Z) 前方 In Front (+Z) 前へ
Backs (-Z) 後方 Behind (-Z) 後ろへ
Centers 中心
Origins 原点

〈Originについて〉
Centerと似て非なるものにOriginがあります。
Centerはそのオブジェクトの中心位置です。
Originは座標軸の原点です。オブジェクトを移動、回転させる時の中心軸となります。
小道具の原点が遠い位置にあって、移動・回転に苦労したことはないでしょうか。
MoveOriginというスクリプトを使うと、簡単に原点を任意の位置に設定することができます。(DS4.7でも動作を確認)


使用例

よく使う例をいくつかご紹介します。

■テーブルの上に物を置く

t01最初にテーブル(Table)を選択します。
次に、Ctlrキーを押しながら乗せたいオブジェクト(Cup)を選択します。


t02 [Align]ペインを表示し以下のように設定します。
 X Axis: Align : Centers
 Y Axis: Stack : Above (+Y)
 Z Axis: Align : Centers

t03[Apply]ボタンで適用されます。
テーブルの中心に乗ります。その後好きなポジションに微調整します。



■柵を並べる

s01元の柵を、インスタンス機能で複数の分身を作り、数を増やします。
Createメニュー > New Node Instances...
を選びます。


s02何個分身を作るか聞かれますので、適当な数を入力します。
デフォルトは10です。


s03 分身の本体を適当な位置に移動させ選択状態にします。
次に、Ctrlキーを押しながら分身を選択していきます。
選択した順で並べ替えが行われます。


s04[Align]ペインを表示し以下のように設定します。
 X Axis: Stack : To Right (+X)
 Y Axis: No Change
 Z Axis: Align : Centers

一定の間隔を開けたいときは、Spacingにチェックを入れます。


s05[Apply]ボタンで適用されます。



■フィギュアの手に持たせる

h01持たせたい方の手を選択します(Right HandもしくはLeft Hand)。
その次に、Ctlrキーを押しながら持たせるオブジェクトを選択します。


h02[Align]ペインを表示し以下のように設定します。
 X Axis: Align : Centers
 Y Axis: Align : Centers
 Z Axis: Align : Centers

h03[Apply]ボタンで適用されます。


h04持たせるポーズを取らせた後、
オブジェクトを手にペアレントさせます。



■オブジェクトを均等に並べ替える

d01オブジェクトを並べたい順にCtrlキーを押しながら選択していきます。
「一番最初に選択したオブジェクト」と「最後に選択したオブジェクト」の間で整列されます。
選択順序に気をつけて下さい。


d02[Align]ペインを表示し以下のように設定します。
 X Axis: Distribute: Centers
 Y Axis: No Change
 Z Axis: Distribute: Centers

Distributeは、
最後に選択したオブジェクトのどのポジションに合わせるかを指定します。


d03[Apply]ボタンで適用されます。